【テニス】大坂なおみ、3回戦逆転でベスト8進出!

大坂なおみ(ロイター)

女子テニスの世界ランキング3位・大坂なおみ(23=日清食品)が「ギプスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン)の3回戦で、同371位のケイティ・ボールター(24=英国)を3―6、6―3、6―1の逆転で下し、ベスト8進出を果たした。

序盤は苦しい展開となった。互いにサービスゲームをキープし、第7ゲームで大坂はミスを連発して先にブレークを許す。直後の第8ゲームではブレークポイントを握りながらデュースに持ち込まれ、相手にサービスエースを食らうとやや表情に動揺がみられた。

最初のセットを落とした大坂だが、第2セットは第1ゲームをブレークして嫌な流れを断ち切った。第3ゲームもブレークし、第4ゲームではこの試合初のサービスエースやドロップを繰り出してラブゲームでキープして優位に立った。第6ゲームをブレークされたが、息を吹き返した大坂は第9ゲームでブレークバックして第2セットを制した。

ファイナルセットは一方的だった。第2ゲームを先にブレークし、ラリーでもペースを握って相手を圧倒。第6ゲームをブレークしてサービングフォーザマッチ(キープすれば勝利)を迎えると、ダウンザライン、フォアのウイナーと快ショットを連発し、最後は伝家の宝刀・サービスエースで締めくくった。

試合後はファンの声援に手を振り、会場を後にする際は笑顔でサインに応じた。

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