土屋太鳳 脚本に理解できない部分も、”現場で生まれていく作品”と出演決意 「哀愁しんでれら」

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土屋太鳳、田中圭が出演する映画「哀愁しんでれら」の公開を前に、王子様のような大悟(田中圭)と結婚するものの、想像もつかない展開が待っている小春を演じた土屋太鳳の、クランクアップ時のインタビュー映像が公開された。

出演のオファーを3度断り、4度目でようやく出演を決意した土屋太鳳は、当時の心境について「すごく難しい物語だと思いました。よく分からなかったので監督にお会いして『ちょっとよく分からないです』と。『ここはどうしてこうなるんですか』とか聞いて、その時はまだ正直、自分が思うような答えはなかったんです」と語る。

最終的に出演を決意したことについては、「この作品というのは、前々から答えはこうこうこうと決まっているのではなくて、その現場で生まれていくもの、現場で出来ていく大悟さんと小春の子供のような脚本なのかな、という風に感じました」「これは始まる前にこうですか、ああですか、って話し合うよりは、やっぱり、やってみないと分からない。その現場で生まれていくものが多分いいんだろうな、という風にはすごく感じました。その時間をいただけたことが本当に有り難かったです」と、心の動きがあったことを振り返っている。

「哀愁しんでれら」は、平凡な毎日を送っていたものの家族・家業・彼氏を一晩で失った小春が、8歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟と出会い、王子様のような大悟と結婚して幸せを得たかに思われたが、その先には想像もできない毎日が待っていた・・・という内容の作品。土屋太鳳が小春を、田中圭が大悟を、ヒカリをCOCOが演じている。

哀愁しんでれら
2021年2月5日(金)全国公開
配給:クロックワークス
©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会

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