横浜・林市長が退院 10日から公務本格復帰へ

横浜市の林文子市長(資料写真)

 横浜市は3日、帯状疱疹(ほうしん)の悪化で再入院していた林文子市長(74)が退院したと明らかにした。10日から公務に本格的に復帰する予定という。

 市秘書課によると、林市長は体調が回復したため、3日午前に退院。当面は市長公舎で療養しながら執務にあたり、10日に開かれる市会第1回定例会で施政方針演説を行う予定。

 林市長は1月8日に体調を崩し、帯状疱疹の診断を受けて10日から9日間入院。18日に退院したが、翌19日に帯状疱疹に伴う左顔面麻痺(まひ)の症状が出たため、別の病院に入院していた。

 計25日間にわたる入院期間中は職務代理者は置かず、病院から電話などで予算案などについて指示していたという。

 入院に伴い、林市長は1月11日の成人式を欠席。2021年度当初予算案の発表会見は開かず、2月1日に開会した市会第1回定例会初日の本会議も欠席していた。

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