東京メトロ、赤字351億円

4~12月、自粛で利用減

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 東京メトロが3日発表した2020年4~12月期連結決算は、純損益が351億円の赤字(前年同期は497億円の黒字)だった。同期間の赤字は04年の民営化後初めて。新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務や外出自粛の影響で、地下鉄の利用者が減った。

 売上高は前年同期比33.3%減の2215億円。渋谷や池袋、北千住、大手町、銀座などの各駅の利用者減少が目立った。21年3月期の通期では、広告・宣伝費や人件費などの削減を進めて165億円の費用圧縮効果を見込む。

 一方、政府の緊急事態宣言再発令を受けた1月8日以降の利用者は前年同期の5~6割程度にとどまっている。