トヨタは、ラージセダン「カムリ」を一部改良し、2021年2月1日（月）より発売を開始した。同車のOEMモデル「ダイハツ アルティス」も同時に改良を実施。また新型カムリ専用のGRパーツも新展開された。新型カムリのニュースをまとめてご紹介する！
▲TOP画像は「トヨタ 新型カムリ G“レザーパッケージ”」▲
トヨタのラージセダン“カムリ”が一部改良でもっとスタイリッシュに
内外装のデザインを改良
2021年2月1日（月）、トヨタは一部改良を実施した新型「カムリ」の発売を開始した。
主に北米市場で非常に根強い人気を誇るラージセダンのカムリ。日本仕様は、2.5リッターダイナミックフォースエンジンとTHS II（トヨタハイブリッドシステム）を組み合わせたハイブリッド専用モデルだ。
大きく分けて2つのグレードタイプ、通常の「G」「X」系と、エアロパーツで加飾した「WS」系に分類される。
今回の一部改良では、それぞれのキャラクターを際立たせるデザイン改良を施しスタイリッシュに生まれ変わった。ボディカラーも見直され、新色を含むモノトーン5色、ツートーン2色のラインナップとした。
またインパネ周りも改良。標準装備のディスプレイオーディオは8インチから9インチに拡大させた。
先進運転支援システム“Toyota Safety Sense”の機能が進化
今回のカムリ一部改良に合わせ、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」も機能を進化させた。
新たに「レーントレーシングアシスト」「ドライバー異常時対応システム」を追加。
「プリクラッシュセーフティ」（衝突被害軽減ブレーキシステム）については、検知対象に夜間の歩行者および昼間の自転車運転者を加えた。また交差点右折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る歩行者検知機能、緊急時操舵支援機能、低速時加速抑制機能などを追加した。
トヨタ 新型カムリの価格は348万5000円から467万2000円（消費税込、以下同）。
ダイハツ アルティスも同時に一部改良を実施
4WD仕様を新設定
ダイハツは、トヨタからOEM供給される高級セダン「アルティス」について、ベースモデルのカムリ改良に合わせ一部改良を実施した。フロント周りのデザインを変更したほか、運転支援システムの機能向上など、カムリ同様の改良を加えた。
また、アルティスとしては初めてE-Four（電気式4WDシステム）仕様を設定した。
価格は「アルティス G」（FF）405万3000円／（4WD）425万1000円。
“GRパーツ”から新型カムリ専用のカスタマイズアイテムが登場
2つのエアロパーツスタイルを展開
トヨタ車のカスタマイズパーツなどを扱うトヨタカスタマイジング＆ディベロップメントは、カムリの一部改良に合わせGRブランドのカスタマイズパーツを用意し、2月1日から発売を開始した。
新型カムリ WSグレード用として、「Sensual Sport Style（センシュアルスポーツスタイル）」に加え、黒塗装のツートーンコーディネイトを施しスポーティ度を増した「BLACK EDITION（ブラックエディション）」という2タイプのエアロパーツを設定。ドレスアップ効果に加え、空力機能により走行安定性の向上も図る。
併せて大径の19インチアルミホイール＆タイヤセットやGRパフォーマンスダンパーなど様々なアイテムを取りそろえる。
なお新型カムリ専用GRパーツは、全国のトヨタ販売店で購入・取付が可能だ。
