熱中症リスクを可視化、ESR

ESR(スチュアート・ギブソン社長)はこのほど、温度・湿度をセンシングし、熱中症リスクを可視化、アラート機能も備えた環境モニタリングシステムのサービス提供を開始した。
ESRの物流施設内各フロアの一定区画ごとと屋外にセンシングデバイスを設置、温度・湿度を15分ごとに計測し、熱中症リスクを可視化、暑さ指数(WBGT)が一定基準を超えるとアラートする機能を備える。
全施設を一元管理し、各施設の建物管理者は建物全体、テナント企業は占有区画と各権限の環境状況をモニタリングできる。PC端末に加え、スマートフォン端末からの遠隔サポートもできる。

■システムはSООTH

(額田康利代表取締役

ESR熱中症

)に技術協力を得て、ESR独自のシステムとして開発制作。テナント企業の特に熱中症の予防・対策をサポートできるツールとして無償で提供する。蓄積されるセンシングデータを、今後の施設開発や施設管理に活用する。
まず野田DS(千葉県野田市)、守谷DS(茨城県守谷市)、名古屋大高DS(名古屋市)で実装し、順次提供していく。

提供元:日本流通新聞×foredge

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