「卒業旅行、謝恩会自粛ムード」で凹む若者たちに青学大・原監督がエール

青学大・原晋監督

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(1月2、3日)で復路優勝を果たした青山学院大の原晋監督(53)が政府に疑問を投げかけた。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、緊急事態宣言の延長に伴い、7項目の提言を公表。その中に卒業旅行や謝恩会などの自粛を求める内容も含まれていたことから、ネット上では「Go Toで旅行した人がいっぱいいるのに、そのとばっちりが卒業旅行、謝恩会の自粛のお願い?一生に一度なんですけど」「わざわざ名指ししなくてもいいやん…。心の傷えぐりに来てる??」など、若者から不満の声が相次いだ。

原監督も3日に自身のツイッターを更新し「あえて強調して言うべき事だろうか?若者と年配者の一年の重みは違う」とつづった上で「この時期しか出来ない様々なイベントは人格形成にとても大切!教育の遅れは日本国に大きなマイナスである。様々な自粛支援金も結局の所国の借金!今の若者が将来税負担者になるだろう。熱く生きろ若者達!」とエールを送った。

新型コロナウイルス禍で何かと標的にされる若者らの我慢も、そろそろ限界に達しているのかもしれない。

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