コロナ対策200億円 県21年度予算案

 県の2021年度一般会計当初予算案に、新型コロナ感染症対策費として約200億円規模の大型予算を計上することが3日、複数の関係者への取材で分かった。入院病床の確保やPCR検査体制の拡充など医療体制の強化に約180億円を充てる。また、ICT(情報通信技術)を活用した教育や物流の支援などにも取り組むもようだ。当初予算の総額は6200億円台となり、11年にスタートした河野県政で最高だった20年度の6127億円を上回る見通し。

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