県、緊急事態延長なし検討 感染警戒圏域も複数想定

 新型コロナウイルスの感染急増を受けて、7日までの予定で県全域に発令している県独自の緊急事態宣言について、県が8日以降は延長しない方向で検討していることが3日、複数の関係者への取材で分かった。宣言に基づく飲食店への時短営業や外出自粛の行動要請も同時に解除するとみられる。感染への警戒を緩めないために全域を現時点の感染急増圏域(赤圏域)から感染警戒区域(オレンジ区域)へ移行することや、医療圏域や市町村ごとに感染圏域を設定し、行動要請を出すなど複数のパターンを検討している。

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