PAOK移籍の香川真司がギリシャデビュー 約5か月半ぶりの公式戦

香川真司

ギリシャ1部PAOKに移籍した元日本代表MF香川真司(31)が、3日(日本時間4日)に敵地で行われたラリッサとのギリシャ杯6回戦第2戦で新天地デビューを果たした。

チームは香川加入前の第1戦で5―0と大勝。今回は敵地ということもあって、リスクを避ける落ち着いたスタートだった。それでも前半19分に先制すると、29分にも追加点。39分にはオウンゴールで1点を献上したものの、試合を優位に運んだ。

香川に声がかかったのは後半18分。公式戦の出場はスペイン2部サラゴサ在籍時の昨年8月16日の昇格プレーオフ、エルチェ戦以来約5か月半ぶりとなった。ピッチに立ってからはスコアも動かなかったが、ようやくパフォーマンスを発揮できる場所ができただけに、今後に期待が持てそうだ。

試合はそのまま2―1でPAOKが勝ち、2戦合計7―1で8強入りを決めた。

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