通所介護従事者対象 PCR検査始まる 長崎市、2300人対象

 重症化リスクが高い高齢者の新型コロナウイルス感染防止対策として、長崎市は3日、市内の通所介護(デイサービス)事業所従事者向けのPCR検査を開始したと発表した。
 希望した202事業所で、主に利用者と接触する約2300人が対象。県内四つの民間検査機関と長崎大が事業所から検体を回収し、約1カ月かけ、1人当たり週1回、計4回検査する。戸町4丁目の特別養護老人ホーム「青葉園」の大町由里施設長(53)は「検査結果を感染させない自信につなげたい」と語った。

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