久保建英 来季レアル復帰をかけた〝運命の一戦〟迫る

久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)に、自身の将来を左右する〝運命の一戦〟が近づいている。

3試合連続で先発出場が続いている久保は今後6日のセビリア戦、そして9日にはレアル・マドリード戦に臨む。自身の保有元でもある名門との大一番を前に、同クラブの専門メディア「ベルナベウデジタル」が久保を特集した。

1月にヘタフェに移籍して「輝けることを示した。日本人選手は4試合で254分のプレー時間を追加し、ビジャレアルでリーグ戦でプレーした292分に迫っている」と順調に出場機会を得ている現状を紹介。「久保は(ホセ・)ボルダラス監督のスターターであり、試合全体に自信を与えている」と不動のレギュラーとしての地位を確立したと分析した。

そして「彼の前にはRマドリードとの対戦という本当の挑戦がある。来週、彼は〝自分のクラブ〟と対戦するので、そこでインパクトを残して2021―22年シーズンの枠を獲得したいと考えている」と指摘。9日の〝直接対決〟は、来季の名門復帰をかけた重要な一戦になるとの見通しを示した。

Rマドリードのチーム再建計画により来季はEU圏外枠に空きが出る見通しで、久保にとって大きなチャンスとなりそうだ。

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