ベルギー移籍の浦和DF橋岡大樹「W杯、CLで優勝するのが夢」

シントトロイデン入団会見を行った橋岡(C)STVV

J1浦和からベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍する東京五輪代表候補のDF橋岡大樹(21)が4日、オンラインで入団会見を行った。

橋岡は浦和の下部組織出身で力強いフィジカルに加えて攻撃センスの高さで高い評価を得ている。すでにA代表デビューも果たしており、今夏の東京五輪では主力として期待がかかる。

そんな森保ジャパンの有望株は自身初の海外挑戦へ向けて「アグレッシブで熱いプレーを出していきたい」とヤル気満々。そして今後を見据えて「W杯に出るのが目標で、このタイミングで海外に行くのがベストだと思った。まずは橋岡大樹をいろんな選手に知ってもらい、認めてもらう。W杯やCL(欧州チャンピオンズリーグ)で優勝するのが夢で、そこに向かっていきたい」と力強く壮大な目標をぶち上げた。

同クラブには日本代表GKシュミット・ダニエル(29)やFW鈴木優磨(24)ら日本人選手5人が在籍しているほか、これまでMFF遠藤航(27=シュツットガルト)、MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)、DF冨安健洋(22)ら森保ジャパンの主力になっている選手たちがプレーした。

立石敬之CEO(51)は「シントトロイデンで12人目の日本人選手になる。先輩の中には欧州のステージで飛躍して日本代表の中心選手になっている選手もたくさんいるが、彼も負けない、それ以上のタレントだと確信している」と橋岡を絶賛。欧州でのブレークに注目が集まりそうだ。

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