高須院長も張本氏にNO「僕が監督ならためらわずドクターストップ」

高須克弥院長

高須クリニックの高須克弥院長(74)が29日、ツイッターを更新。高校野球岩手大会決勝で「令和の怪物」こと佐々木朗希投手(3年)が出場せず、チームが敗退した騒動に言及した。

同校の国保監督は決勝戦の敗退後に「理由は故障を防ぐため」と説明した。これに対し28日放送のTBS系「サンデーモーニング」内で野球評論家の張本勲氏(79)は「週刊御意見番」で「最近のスポーツ界で、私はこれが一番残念だと思います」「監督と佐々木くんのチームじゃないから。ナインはどうします? 1年生から3年生まで必死に練習して…」「ケガを怖がったんじゃ、スポーツをやめた方がいい。みんな宿命なんですから」と発言した。

これに対し、カブスのダルビッシュ有投手(32)は自身のツイッターで、ドラゴンボールの龍のキャラクターを引き合いに出して「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とつぶやいた。ダルビッシュのつぶやきに、サッカー日本代表DF長友佑都(32=ガラタサライ)も「同意」のコメントをつけてリツイート。世界で活躍するアスリートは張本氏の“スポ根”論にNOを突き付けた。

高須院長はネットの記事を紹介。「関節や靭帯や骨は鍛えられません。消耗品です。一度壊すとアスリートがもとの状態に回復するのは困難です」とツイート。「僕が監督ならためらわずドクターストップをかけます」と国保監督の決断を支持した。

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