土屋太鳳 冒頭たった10分で平和な日々からどん底に 怒涛の不幸6連発 「哀愁しんでれら」冒頭映像公開

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現在公開中の映画「哀愁しんでれら」から、冒頭10分の本編映像が公開された。土屋太鳳演じる主人公の小春が、一夜にして不幸のどん底に突き落とされる姿が描かれている。

映画のプロローグは、学校の教室で、銀色のハイヒールを履いた小春が机の上を歩く姿を、天地を逆にして捉えた映像で始まる。教室を出た小春は、着ていた白衣を脱ぎ捨て、きらびやかな水色のドレス姿に変身する。「逆転」「変身」といった本作のモチーフが込められた映像となっている。

続いて描かれるのは、児童相談所で働く26歳の小春の姿。幼い頃に母親が家を出ていったつらい過去を抱えながらも、父、祖父、妹の4 人で平和な日々を送る小春。しかしある夜、「祖父が倒れる」「車で病院に向かう途中で事故に遭う」「父が飲酒運転で連行される」「あわてて飛び出した時の火の不始末で自宅が火事に」「家業の自転車店は廃業」「泣きつこうと訪れた彼氏の家で同僚との浮気を目撃」と、怒涛の不幸に襲われる。そして、彼氏の家を出た小春が放心状態で夜道を歩いていると、踏切の中で倒れこむ一人の男に出会うのだった。

このあと、冒頭たった10分で不幸のどん底にたたき落とされた小春は、田中圭演じる”王子様”との出会いによって、さらなる想像もできない毎日にぶつかる姿が描かれていく。

「哀愁しんでれら」は、平凡な毎日を送っていたものの家族・家業・彼氏を一晩で失った小春が、8歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟と出会い、王子様のような大悟と結婚して幸せを得たかに思われたが、その先には想像もできない毎日が待っていた・・・という内容の作品。土屋太鳳が小春を、田中圭が大悟を、ヒカリをCOCOが演じている。

哀愁しんでれら
公開中
配給:クロックワークス
©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会

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