九大教授の急死、労災を認定

遺族が損害賠償求め提訴

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 九州大大学院教授の50代男性が14年に急死したのは過重な労働が原因だったとして、福岡中央労働基準監督署が労災認定していたことが、5日までに分かった。妻ら遺族は4日付で、大学法人に約8400万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した。

 訴状などによると、男性は複数のキャンパスでの講義などや、大学の国際化を進める企画の総括などを担当。学内で突然体調を崩し、14年7月に大動脈解離で死亡した。

 労基署は18年、男性の発症前1カ月間の時間外労働が、過労死ラインとされる月100時間を超える119時間だったと判断した。

 九大は取材に「担当者がおらずお答えできない」とした。