巨人の「スガコバコンビ」が沖縄県糸満市の平和祈念公園を訪問

平和祈念公園を訪問した巨人・菅野(右)と小林

巨人・菅野智之投手(31)と小林誠司捕手(31)が5日、平和祈念公園(糸満市)を訪問した。

この日、坂本や丸ら、主力選手主体のS班18人が沖縄・那覇入り。菅野、小林は到着後に移動し、沖縄戦戦没者のための献花、黙とうを行った。小林は出身地である大阪府関係戦没者を追悼するための沖縄戦没者慰霊塔「なにわの塔」を訪問。最後に平和の礎(いしじ)を見学した。

菅野は「僕自身は何度か来ているのですが、こうしてキャンプ地である沖縄の歴史に触れることはすごく大事なことだと思いますし、意味のあることだと思います。そういう意味も込めてこの場所を訪れると身が引き締まる思いです。ジャイアンツ、野球の立場ではありますが後輩たちに継承していってほしいなと思います」と表情を引き締めた。

小林も「この地を訪問して上原館長のお話を聞かせていただき、平和への感謝の気持ちを強く持ちました。この沖縄でキャンプができることは、いろいろな方に感謝しなければいけません。明日から沖縄で鍛練をして、セリーグ優勝、日本一になれるように頑張りたいです」と気合を入れていた。

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