感染リスク消えず緊張続く  宮崎県 緊急事態7日終了

県独自の緊急事態宣言が発令されて以降、人影がまばらな宮崎駅前商店街「あみーろーど」=5日午前、宮崎市広島2丁目

 新型コロナウイルス感染者の急拡大を受けて発令した県独自の緊急事態宣言について、県は5日、「7日終了」を正式決定した。約1カ月ぶりに不要不急の外出自粛や時短営業の要請などはなくなったが、感染者が再び急増するリスクは消えていない。飲食や観光関係者は「すぐに客足は戻らない」と冷静に受け止め、第3波でクラスター(感染者集団)の発生が相次いだ高齢者施設は今も緊張が続く。

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