東山紀之 〝失脚〟マッチの代わりに「ダウンタウンなう」に出演したワケ

「ダウンタウンなう」に出演する松本人志

ジャニーズの東山紀之(54)の存在感が急上昇中だ。

1月にはフワちゃんと自撮り棒を持ってデートしたり、無人島脱出に挑戦したりと、バラエティー番組に気さくに出演。同月8日公開の映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」の宣伝の一環でもあるのだが、それだけでもないようだ。

「昨年12月に〝事務所の長男〟近藤真彦が不倫報道で無期限芸能活動休止になり、同年末にはこれまで苦楽をともにした『少年隊』の植草一秀と錦織一清が退所してしまった。他の所属タレントにも問題が相次いでいる。そこで自分が引っ張って、事務所を改善しようと思っているんですよ」(芸能プロ関係者)

極めつけは、先月8日にバラエティー番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演したことだ。もともと同番組には、近藤が出演する予定だったが、不倫報道でお蔵入りになってしまった。それを心苦しく思った東山が、自ら出演を決めたという。

「近藤の不倫が報じられた時、テレビ各局は当初〝沈黙〟しました。先陣を切ったのが『ワイドナショー』です。松本人志が『マッチのこともちゃんと報じないとジャニーズさんが悪者になってしまう』と擁護してくれたことに、東山は感謝している。また、ジャニーズタレントをイジって笑いにする河合郁人の存在を松本が評価すると、河合を『ダウンタウンなう』に連れて行きました」(同)

さらに、東山をめぐってはこんな話もある。

「実は、東スポの愛読者なんですよ(笑い)。他のメディアは、事務所の息がかかっている可能性がある。報道内容をクロスチェックするために、ジャニーズの都合の悪いことも書く東スポも読むらしい」(芸能関係者)

さすが〝ミスター・パーフェクト〟。抜かりはないようだ。

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