バウアーが3年1億200万ドルで昨季王者のドジャースと合意!

日本時間2月6日、レッズからフリーエージェントとなっていたトレバー・バウアーがドジャースと合意したことが明らかになった。バウアーをめぐる争奪戦はドジャースとメッツによる一騎打ちとなっていることが報じられていたが、バウアーはドジャースを上回る高額オファーを提示したメッツからのラブコールを蹴って地元ドジャースへの入団を選択。昨季王者のドジャースが地区9連覇&2年連続世界一に向けて大きな戦力を手に入れた。

バウアー争奪戦は日本時間2月5日の時点で「メッツとドジャースの2球団に絞られた」ことが報じられていた。「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンは、メッツがバウアーに提示したオファーについて「3年総額1億ドル~1億1000万ドル」「1年目と2年目の年俸は少なくとも4000万ドル」「1年目と2年目のシーズン終了後にオプトアウト条項付き」と伝えていたが、バウアーが選んだのはドジャースだった。

「ESPN」のジェフ・パッサンによると、バウアーとドジャースは3年契約で合意。バウアーは1年目と2年目のシーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利を行使してフリーエージェントになることができるという。

メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは3年契約の総額が1億200万ドルであることを伝えている。2021年は年俸4000万ドルで歴代最高額を更新。オプトアウトの権利を行使せず残留した場合、2022年の年俸は4500万ドルで再び歴代最高額を更新するようだ。

バウアーの加入により、ドジャースはバウアー、クレイトン・カーショウ、ウォーカー・ビューラーによる極めて強力な先発3本柱が完成。ここにデービッド・プライス、フリオ・ウリアス、ダスティン・メイ、トニー・ゴンソリンが加わり、先発ローテーションを形成する。

今オフは同地区のパドレスが積極的な補強で戦力を強化しており、ドジャースとパドレスによるハイレベルな地区優勝争いは世界中の野球ファンから注目を集めること間違いなしだ。

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