球際に強く、攻撃センスも DF岩下航(背番号7) ロアッソニューフェース

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今季の目標を「9アシスト、5ゴール」と語るDF岩下=県民総合運動公園(池田祐介)

 桐蔭横浜大から加入した岩下航は、昨秋の関東大学トーナメント大会で4試合に出場し、サイドバックながらランキング首位の3アシストを記録。自身の持ち味を「クロスやスルーパスなどゴールに直結するプレー」とアピールする。

 熊本市出身で中学時代はJFAアカデミー熊本宇城に通い、「止める、蹴るを徹底的に鍛えられた」。高校進学では「レベルの高い関東でプレーしたかった」と前橋育英(群馬)を選択。サイドハーフや守備的MFを務めたが、「スタメン定着できるほど、絶対的な存在にはなれなかった」という。

 転機は大学1年の夏。サイドバックにコンバートされ、関東1部の上位チームで主力に定着した。Jリーグ内定選手がそろう他大学との対戦で、持ち前の攻撃センスに加え、苦手意識があった守備も磨かれた。「体の入れ方を工夫し、ボールを奪えるようになった。取りに行く、行かないといった状況判断も良くなった」と胸を張る。

 1月27日にあったJ1広島との練習試合ではタイトな守備を披露。「プロでも1対1の強さは通用する」と手応えをつかみ、近くでプレーしたMF上村周平も「航は球際が強い」と舌を巻いた。

 今季の目標は「9アシスト、5ゴール」。昨季、熊本の左サイドバックだった石川啓人(現J2山口)がマークした8アシストを意識した数字だ。その先には「ロアッソと自分が一緒にJ2、J1へステップアップする」という未来を見据える。(植山茂)

◇いわした・わたる 身長177センチ、体重70キロの21歳。目標の選手はスペイン代表DFのセルジロベルト。「どのポジションでもできる。プレー集を見て参考にしている」。FW浅川隼人は大学の3学年先輩で「よくいじっているけど、尊敬しています」。

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