【スターダム】〝パートナー対決〟詩美VS上谷は時間切れドロー 互いに次戦での決着宣言

上谷(下)を攻めたてる詩美

6日の女子プロレス「スターダム」新宿フェイス大会で、ワールド王者の林下詩美(22)と上谷沙弥(24)が激しく火花を散らし合った。

ゴッデス王座も共に巻いたパートナー同士ながら、3月3日の東京・日本武道館大会ではワールド王座を懸けて戦う2人はこの日、「クイーンズ・クエスト」の同門対決の形で行われたタッグ戦で激突。ともに先発し先を読み合いドロップキックを交錯させるなど、序盤から激しい攻防を展開した。その後も両者の意地が炸裂し、上谷がノータッチトペを放ったかと思えば詩美が豪快なラリアートで1回転させるなどやり合った。

しかし試合時間15分では決着つかずゴングが鳴り、結果は時間切れ引き分けだった。試合後、マイクを持った上谷は「私とやるのが不満だとかいろいろ言ってましたけど、なめないでください。今日は引き分けでしたけど(14日に)後楽園ホールで前哨戦4WAYが組まれているので、そこでスリー(カウント)取ります」と宣戦布告。これを受けて詩美も「今日このベルトへの気持ちが伝わって、少しは楽しみになってきました」とニヤリ笑うと「次の後楽園も3月3日も、私が勝ちます」と必勝を宣言した。

パートナー対決の行方やいかに。

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