ゴールボールのジャパンパラ競技大会が6日、千葉市・千葉ポートアリーナで開幕。新型コロナウイルス禍の影響で無観客開催となったが、男女の日本代表がAチームとBチームに分かれて、紅白戦形式で試合を行った。
女子は、12分ハーフの前後半を終えて0―0。3分ハーフの延長戦を戦っても両チーム無得点で決着がつかす、勝負の行方はサッカーのPK戦に相当するエクストラスローにもつれ込んだ。そして、Bチームの7人目小宮正江(45=アソウ・ヒューマニーセンター)がサドンデスゴールを決め、勝利を収めた。
試合後、Aチームの天摩由貴主将(30=マイテック)は「流れの中で惜しいボールはあったが、なかなか点が取れなかった」と悔しさをにじませながらも「ディフェンス面で失点をせずに戦えたのはよかった」と収穫を口にした。
男子はAチームが10―3でBチームに快勝した。