天然水の水風呂!神戸クアハウス サウナ野郎 パンダ・リー㊶

天然水の水風呂!神戸クアハウス

「水は心も浄化してくれるものなんだなと最近気づきました」。北海道ホテルの林克彦社長がおっしゃってやした。神戸サウナ旅、最終回。「六甲の天然水」を全身で味わえる水風呂が自慢の老舗『神戸クアハウス』ざんす。体も、心も癒されたっす!

天然水の水風呂といえば静岡の『しきじ』が有名っすよね。ここ神戸クアハウスも凄いっす。環境省選定の名水百選の一つ「布引渓流(ぬのびきけいりゅう)」。六甲山を源とする六甲布引の天然水、人呼んで『コウベウォーター』を放流かけ流し!あ、頭の上から降ってくるざんす!しかもそのアイディアを実現したのはあの人!!

さらにさらにオンラー(温泉好きの意w)悶絶必至!!泉質異なる天然温泉が2つ‼屋上には神戸の空をあおげる露天風呂‼「ととのう道場」、パンダ・リーっす。

名水百選 六甲「布引渓流」の天然水

前夜はセンチュリオンで完璧にととのい、激しく快眠!午前5時半にびしっと目覚めやした。サウナの快眠効果、凄いっす。で、夜明け前に三宮の宿を元気に出発。あいにくの雨の中、まだ暗い神戸の街をキャリーバッグをゴロゴロ転がし徒歩15分。三宮駅からだと8分っすかね。大きな山手幹線沿いにキラキラ光る看板が目に飛び込んできやした、『神戸クアハウス』!雰囲気ある外観っすよね~。

お!入口正面向かって左。見慣れぬものがあ~るじゃありやせんか!水を販売する「水汲み場」っす!!

予習してました。六甲山系の天然水。日本の名水百選にも選ばれた、六甲山を源にする「布引渓流」。その名水は、布引の滝や貯水池から神戸市の中央部を流れる生田川にそのまま流れているそうなんっす。で、名水百選HPによれば、布引渓流の現地には「直接湧き水をくむ場所はない」と…。

そうなんです!そんな中、ここ神戸クアハウスは、その六甲は「布引の天然水」を地元の方が利用できるようにと、この水汲み場を設けていらっしゃるんす~。約2分間18リットルで100円。く~~~っ!水汲み場だけで神戸クアハウスがハンパないことを感じちゃって、ととのったっすw この天然水。名水百選によりやすと、「渓流の水は“腐らないおいしい水”として船乗りの間で評判となった“コウベウォーター”としても有名」だそうっす。神戸クアハウスでは『神戸ウォーター』としてペットボトルでも販売されていやす。

クラシカルな館内は清潔&随所にこだわり!

失礼しやす~。パンダ・リーっす。おはようございます~。入口にはシューロッカーの横にどでかいロッカー。これはサ旅族にはうれしい配慮っすね。キャリーバッグがらくらく入りやす。フロントの方にご挨拶して入館。ロビーには布引の天然水を飲めるコーナーもありやしたよ。

エレベーターで脱衣室へ。数々のサウナーをととのえてきた風格を感じやす。ロッカーもシブいっす。こういう地元の方に長年愛されてきた雰囲気をほんのひとときでも味わえる。まさにサ旅の醍醐味っすよね。脳に刺激がじんわり効いてきやす。

服をとぅるんと(©タナカカツキ)と脱ぎやして。おみやげかねて購入した神戸クアハウスのタオルとサウナハットをもちやして。ロッカーの扉を閉めやした。お!天井の照明!こ、これは船舶に使われるマリンランプ

港町神戸の老舗サウナに、マリンランプ。こういう細かいこだわり、グッときやすね~。

テレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』渡辺篤史先輩風に言えば…

「脱衣室を照らす天井のマリンランプには、港町神戸とサウナを愛する、神戸クアハウスの思いが込められています。天然水のクアハウス。神戸のサウナはクアハウス。小林製薬の糸ようじ…」

後編につづく~

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