【地方移住検討中】そうだ、小田原へ移住しよう。

移住先として小田原の人気が高まっている。城下町で家賃が高いイメージがあったが、調べてみると周辺エリアより安いことがわかった。かつてはシニア層に人気があった小田原が、今は若年層の移住が進んでいる。お城通りの商業施設「みなか小田原」も開業して駅周辺がより魅力的に。今回は東京からの移住先として小田原を深堀りしてみます。

小田原の基礎知識

出典:TOWNPHOTO【⇒小田原駅周辺はこちら

位置:神奈川県西部
人口:約19万人
気候:比較的温暖な気候

■東京へのアクセス
・新幹線(小田原駅→東京駅)約35分
・小田急特急ロマンスカー(小田原駅→新宿駅)約70分
・JR在来線(小田原駅→東京駅)約70分

■小田原の賃貸相場(2LDK・3K・3DK)
小田原市〜6.44万円 鎌倉市〜11.62万円、藤沢市〜9.12万円、茅ヶ崎市〜7.28万円 *参照データHOME’S

■小田原の観光レジャー
・鈴廣かまぼこ博物館
・小田原城
・小田原こどもの森公園わんぱ
・漁港の駅 TOTOCO小田原
・ミナカ小田原
・神奈川県立生命の星・地球博物館
・小田原こどもの森公園わんぱくらんど
・小田原城址公園
・小田原さかなセンター
・箱根ターンパイク
・石垣山
・小田原フラワーガーデン
・小田原お堀端 万葉の湯
・小田原城歴史見聞館 NINJA館
・報徳二宮神社
・石垣山一夜城歴史公園
・北条氏政・氏照の墓所
・フォレストアドベンチャー・小田原
・小田原市郷土文化館
・江之浦測候所 etc.

小田原っていいかも!な理由

■住居費や生活費が下がる
都内だと家賃と駐車場代で15万前後は必要だけど、小田原だと駐車場込みでも7〜9万円で行けそうだ。土地代も茅ヶ崎や他のベッドタウンと比べてもかなり安い、マイホーム購入も現実的。それに漁港が近くにあってスーパーには新鮮で安い魚が並んでいるのも嬉しい。

■地域の人との関わり
小田原に移住した友人によると、人付き合いはそれほど難しくないとのこと。これは正直ホッとする。地方移住となると地域の人との交流は避けられない。というか寧ろ必要。だけど、ご近所さんと全く交流のない東京人からすると、ご近所付き合いは正直苦手。エリアにもよるのだろうが、ご近所付き合いはそれほど気にしなくても大丈夫そうだ。

■東京へのアクセスの良さ
この点はかなり大きい。テレワークが推進されているとは言え、緊急出社があったりもする。1時間半で都心に出ることができる(新幹線を利用すれば35分)この距離感は良い。地方移住というよりも、単に引っ越しするだけ、という感覚でいいのかも知れない。ちなみに小田原駅から新宿駅までは約80km。

多彩な顔を持つ小田原

出典:オダワラボ

■小田原駅周辺エリア
小田原駅は小田原駅は、JR東日本、JR東海、JR貨物、小田急電鉄、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道が乗り入れている。小田原城などの歴史的建造物と現代的な商業施設が融合している。

■里山エリア
小田原駅からも近く自然豊か、「わんぱくらんど」や「いこいの森」などの観光レジャー施設もあり、市内外から訪れれる人も多い。

■国府津エリア
目の前がオーシャンビュー。駅周辺とは雰囲気も異なり、おしゃれなカフェやショップが多い。鴨宮エリアにも近く買い物にも便利。

■小田急沿線エリア
田園風景が映える酒匂川を眺めれば都会の喧騒が嘘のように感じる。

■鴨宮エリア
映画館や商業施設が充実しているエリア。かもめ図書館や子育て支援センターなどの公共施設も充実。

■曽我エリア
富士山を望むことができる絶景エリアが点在。山に囲まれた御殿場線も絶景。

■片浦エリア
ダイビングスポットがあり都心からの観光客も多いエリア。

小田原のコワーキングスペース

小田原にはコワーキングスペースが複数あり、料金も都心に比べ低く設定されている。在宅ワークだと、どうしても息苦しくなったり集中出来なかったりする。コワーキングスペースを使えば、思っていた以上に仕事は捗る。また移住者や地元の人にも出会うことができるのもコワーキングスペースの良いところ。

■Minaka Coworking

出典:Minaka Coworkingホームページ

住所:神奈川県小田原市栄町1丁目1番15号 ミナカ小田原内
営業時間:10:30~19:00(最終受付18:00)
定休日:施設休みに準ずる
料金:1時間プラン500円〜

■旧三福

出典:旧三福ホームページ

住所:神奈川県小田原市栄町3-12-8
営業時間:10:00 – 18:00
料金:1,000円/日
※現在会員以外の一時利用は土日祝のみ

■BLEND-Coworking

出典:BLEND-Coworkingホームページ

住所:神奈川県小田原市栄町3-12-8
営業時間:8:00~21:00(基本時間)
料金:10,000円(基本は月単位の利用)

*各コワーキングスペースの運営時間等は変更が多いため各ホームページでご確認下さい。

持続的に発展し続ける小田原

出典:ミナカ小田原

今、小田原には活気がある。そして未来もある。小田原駅東口に「ミナカ小田原」も開業した、大規模開発だけではなく小さな取り組みもたくさんある。また小田原市は、SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業(全国10都市)にも選定されてる。市民が未来を作れる町、素敵だと思う。

小田原市が目指す「持続可能な地域社会モデル」
1. いのちを支える豊かな自然環境がある
2. 自然と共存し人々と手を携えていく意識と力を持つ人間が育っている
3. 基礎的な社会単位である地域コミュニティの絆が結ばれている
4. 人が生まれ、育ち、暮らし、老いていく、その営みを、社会全体が敬意を持って支えている
5. 喜びも苦しみも、みんなで分かち合う文化や仕組みを、社会として共有している
6. 地域の資源を生かした、地に足の着いた経済活動が根付いている
7. 暮らしや経済を支えるさまざまな社会資本は、計画的にメンテナンスが施され危なげない状態にある
8. 地域の運営をつかさどる基礎自治体は、地方政府と呼べる総合力と、市民一人ひとりへの細やかな配慮を併せ持つ

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、大学までは都内で学びたいという娘の要望があるため、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住を検討中。家族としては、私が単身移住することで、ひと部屋自由に使えることになるし、思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりらしい(笑)

今のところ、移住第一ステップとして都内アクセスが良いテレワーク移住を検討

・山梨県(都留市、大月市、甲州市) ・小田原市を今回追加
・茨城県(結城市、那珂市、土浦市)など

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「

地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。

」にて公開中。

Twitter

はフォロワー数3000人。

© ネイティブ株式会社