中日・福が初ブルペン34球「去年、飛ばしすぎた印象があったので」と慎重調整

初ブルペンで背番号と同じ34球を投じた中日・福

中日・福敬登投手(28)が7日、沖縄・北谷で今キャンプで初めてブルペン入りした。

昨季、最優秀中継ぎ投手の初タイトルに輝いた左腕は53試合に登板するなどフル回転。2年連続で50試合以上登板した疲労の蓄積もあり、慎重に調整を続けてきたが、この日は背番号と同じ34球を投げ込んだ。「思っていたよりは投げられたと思います。去年、飛ばしすぎた印象があったので、今年は開幕もずれることはなさそうですし、少し抑えめに、コンディションを着実に上向けられるような調整をしていきたい」とシーズンで最高のパフォーマンスを見せられるように逆算して調整している。

ブルペン投球を見守っていた与田監督は「投げっぷり良かった。時期もみんなから少し遅れているだけで、開幕して1年間必要な選手なので、変な違和感みたいなものが感じられなくて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。

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