アミメキリン「みなと」2歳 身長3メートルに成長 佐世保 森きららで誕生会

来園者に誕生日を祝ってもらうキリンのみなと(手前)=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で7日、雄のアミメキリン「みなと」の2歳の誕生会が開かれ、来園者が祝福した。
 みなとは2019年2月8日、同園の「ハヤト」と「いと」の間に生まれた。23年ぶりの赤ちゃんキリンの誕生。生まれた時は身長約1.8メートルだったが、現在は約3メートルに成長した。
 誕生会では、職員がイチゴやニンジン、キャベツなどで作った「バースデーケーキ」をプレゼント。みなとは長い舌を器用に使って好物をほおばっていた。母親のいとも「ケーキ」をつまみ食いしていた。
 来園者は写真を撮ったり、観察したりして楽しんだ。家族で訪れた同市中里町の埋樋(うずんべ)こと葉ちゃん(3)は「動物の中でキリンが一番好き。『大好き』と(みなとに)言った」と喜んでいた。

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