コンビニエンスのファミリーマートは、2月の新商品として「やわらかビーフと野菜にとけこむコクが自慢の欧風カレー」と「肉の旨み感じるビーフハンバーグ弁当」を9日に発売する。
このふたつのメニューは新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、外食の機会が減るなか、自宅でレストランのような味わいを楽しいでもらいたいとい想いで作られた。
「やわらかビーフと野菜にとけこむコクが自慢の欧風カレー」は、カレーは辛さの中にも甘味がある正統派欧風カレーのルウで、やわらかく口に入れると簡単にほぐれる牛肉に、とろけるチーズがアクセントを加えている。
カレー系商品は、その味と香りの濃さという強い主張の影響で、どうしてもコンビニ各社の弁当で差別化が難しい商品となっているが、今回の商品は、カレーの甘味にとにかく主眼を置いたものになっており、洋食屋や欧風カレーの専門店で食べる味を想像させる。
商品名で肉の旨みを強調している「肉の旨み感じるビーフハンバーグ弁当」は、しっかりとした肉としての舌触りがありながら、フワフワ感のある、ちゃんとしたハンバーグなのが特徴だ。
「ちゃんとしたハンバーグなのは当たり前でしょ?」と、思う人もいるかもしれないが、大量生産しなければならないコンビニ弁当では、よくある冷凍食品のハンバーグのようにひき肉を圧縮したような食感のハンバーグが主流だった。しかし、同商品はちゃんと弾力を感じることができ、肉汁も閉じ込められているのでハンバーグらしい旨みを感じる。
また、つけ合わせのポテトやブロッコリーも、レストランでハンバーグと一緒に出てくるも野菜のように味がしっかりしている。
同時発売商品としては、「日本一のグルメブロガー」と言われるはっしー氏監修の肉料理商品も登場。コロナ禍でも2・9日(ニクの日)は家で肉料理を楽しむのもいいかもしれない。