ISID、AIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf」にデータの前処理加工を行う新機能「タイムスフィーチャ機能」を搭載

機器の故障や各種需要などを予測するAIモデルの開発において、より精度の高いモデルを構築するためには、事象の時間的な変化を観測して得られる時系列データの適切な活用が必須だ。しかし、時系列データを活用するには、データが持つ特徴量と、分析したい時間の粒度にあわせてデータを整えることが求められ、それらの工程は専門知識のあるデータサイエンティストが行うことが一般的である。株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、AIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf」に、時系列データを活用するために必須となるデータの前処理加工を行う新機能「タイムスフィーチャ機能」を搭載し、2021年2月8日から提供を開始した。タイムスフィーチャ機能とは、時系列データの前処理加工を行うことができる機能だ。時系列データを投入する際、目的変数と分析粒度であるウィンドウのサイズを指定することで、データ活用に必要となる前処理加工からAIモデルの構築までをOpTApfが自動で処理するという。構築したAIモデルのうち最適と判断されたものは、OpTApfが自動でAPI化するため、他システムからすぐに業務利用することも可能だとしている。

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