グランジ・遠山大輔がNHKラジオで“校長”に! 進路に悩む高校生と向き合う

NHKラジオ第1で2月19日に「NHK高校放送部」の特別番組「RADIO SHINRO」(午後8:05、北海道ローカル)が放送される。お笑いトリオ・グランジの遠山大輔が“校長”となり、自身の故郷・北海道の高校生たちの進路の悩みを受け止め、じっくり向き合う2時間番組だ。遠山は「大好きな故郷に向けてしゃべることができるのがうれし過ぎるので、乳製品とシャケとジャガイモをたくさん摂取して挑みます!」とコメントしている。

「NHK高校放送部」(不定期放送、北海道ローカル)は架空の部活で、2020年8月にNHKの若手職員たちが立ち上げたプロジェクトのこと。WEBサイトで高校生たちからリアルな声を募集し、「NHK高校放送部」の部員(NHK職員)が取材。放送やWEBコンテンツで発信している。今回の同番組テーマは、高校生全員がぶち当たる「進路」。進路指導室で資料を見たり、ネットで調べたり、先生に聞いてみたり…。「いろいろ情報があるけれど、私の“進路”ホントにこれでいいのかな?」と悩む高校生の力に少しでもなろうと、生の声を聴き、語り合うラジオ番組を企画した。

メインパーソナリティーの遠山は、昨年3月までラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)でメインパーソナリティー(校長)を10年間務め、10代を中心とした若者と向き合ってきた。“とーやま校長”がNHKで、自身の故郷である北海道の高校生たちの「進路」の悩みを受け止める。遠山は「欲しい服があるのに社会と接するのが怖くてアルバイトできなかった、好きなラジオに受け入れられなかったらどうしようとおじけづいてハガキを送ることができなかった、これが18歳まで札幌で過ごした僕の後悔です。みんなが口にする“勇気”というものをどうしたら手にできるか、北海道の高校生の皆と一緒に考え巡らせて答えを探したい。よろしくお願いします!」とコメントしている。

なお、全国の高校生からメッセージを募集中。番組の投稿フォーム(https://post.nhk.or.jp/pxylm0grc5/high-school-radio-shinro/)、またはTwitterハッシュタグ「#NHK高校放送部」で「進路」の悩みを受け付けている。番組は「NHKラジオ らじる★らじる」(https://www.nhk.or.jp/radio/)でも視聴可能。

© 株式会社東京ニュース通信社