快足フランス代表FWエムバペが〝ボルト超え〟

エムバペのスピードは金メダル級?(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の「スピード」が注目されている。

エムバペは2―0で勝った7日(日本時間8日)のリーグ戦で、日本代表DF長友佑都(34)と同DF酒井宏樹(30)が所属するマルセイユからゴール。前半9分について、フランステレビ局「CANAL+(プラス)」が敵陣に駆け上がっていくエムバペのスピードを計測したところ、なんと最高時速39キロだったと伝えた。

「CANAL+」のサッカー公式ツイッターによると、マルセイユのコーナーキックからボールを保持したパリSGがカウンターを仕掛けた際、エムバペは自陣ペナルティーエリア付近から全速力で敵ゴールを目指して疾走。ハーフウェーラインを超えたところで36キロとし、ボールを受けた後、酒井のスライディングをかわした場面では時速39キロに到達したという。

陸上男子100メートルの世界記録9秒58を出したウサイン・ボルト氏(34=ジャマイカ)の平均速度は37・5キロとされるだけに、エムバペのスピードは五輪メダリストにもヒケを取らないとみられる。今夏の東京五輪でも陸上選手に負けない自慢の快足を見せてくれそうだ。

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