MotoGPアルゼンチンGPの開催サーキットで火災。11月開催予定のMotoGPに向けてピットビル再建へ

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 2月5日、MotoGPの開催地でもあるアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで火災が発生した。プレスルーム、レースコントロールを含むピットビル全体が被害を受けている。

 アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドはアルゼンチンのサーキットだ。2020年は新型コロナウイルスの影響を受けて中止となったが、ロードレース世界選手権MotoGPアルゼンチンGPの開催地として長年レースが行われている。

 2021年もMotoGPアルゼンチンGPは4月9~11日に第2戦として開催される予定であったが、シーズン終盤まで延期されることが1月22日に発表された。

 そんななか、アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで火災が発生し、ピットビル全体が被害を受けた。犠牲者はなく現在は消火されているが、パドックとピットエリア、プレスルーム、レースコントロールにダメージがあり使用できない状態となっている。関係者によればMotoGPを11月に開催できるようにピットビルを再建していくという。

アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドのピット

 サーキットのディレクターを務めるヘクター・トティ・ファリナは「残念ながら、ピットビル全体がサーキットでここ数時間に発生した火災により破壊されました。影響を受けた場所にはプレスルーム、レースコントロール、VIPラウンジも含まれていました」と語った。

「博物館と端にある管制塔は、他のオフィス、メディカルセンターなどと同様に大きな被害はありませんでした。自動車博物館は数日中に一般公開されます」

「サーキットは火災保険に加入しているので、経済的ダメージの問題はカバーされますが、国内および国際大会に必要な重要な部分を再建するには、きっと長い時間がかかります。犠牲者が出なかったことには神に感謝します。また、強風で危険な場面もあったこの事件に協力してくれたすべての人にも感謝したいと思います」

「さらなる被害を防ぐために最善を尽くした消防士、警察官、地方自治体のスタッフ、サーキットの労働者などの職員に多大な感謝をしています」

「11月に予定しているMotoGPも含めて、予定していたカレンダーを遵守するために今後も全力で取り組んでいきます」