住居侵入逮捕の突撃系ユーチューバー「小室圭さんの自宅」訪問していた

「被害」を受けていた小室圭さん

大阪市の〝突撃系ユーチューバー〟猪原直輝容疑者(36)が8日、住居侵入の疑いで兵庫県警に逮捕された。

猪原容疑者は話題になった事件の当時者の自宅に突撃するユーチューバーとして活動。逮捕容疑は昨年11月8日、教諭いじめ問題で起訴猶予処分となった元教諭の自宅敷地に入った疑い。

〝突撃系〟と報じられた猪原容疑者だが、もともとは乃木坂46、欅坂46(現櫻坂46)といった坂道系を追い求めるオタク。自身のツイッターではアイドルネタと動画配信告知がほとんどで、当初のユーチューブはオタ活がメイン。サブとしてゲーム実況チャンネルを運営していた。

変貌のきっかけは2019年6月16日開設した3番目のチャンネル「変人体験ナオキアンビリバボー」。立ち上げにあたり「視聴者から心霊スポット巡礼をやってほしい」のリクエストを受けたことがキッカケと明かし「変なことをしよう。こいつマジか。おかしいんじゃね?という方針で運営していきたい」と意気込み「2020年内に登録者1万人にいかなければユーチューブを辞める」と公約を掲げた。

当初は「激辛カレー」で「FC契約解除されたコンビニ店へいってみた」と話題となった食べ物、場所のリポートだったが、木下優樹菜で話題になったタピオカ店、事件現場、池袋暴走事故を起こした〝上級国民〟の自宅を訪れるようになった。

ところが登録者は約4000人程度と低迷。進路が注目される中、今年の元日に配信した動画では「あと1年だけ、期間をいただけないでしょうか」と頭を下げ、ユーチューバー継続を宣言していた。1月5日には今後の運営方針として「この第3チャンネルを『突撃体験ナオキアンビリバボー』に変更してメインとして活動していきたい」と〝突撃系〟への転身を宣言。活動方針について「坂道系以外のテレビ番組は見ない」「実況に関係のないゲームはやらない」と言い切り「今年中に登録者1万人」の公約達成を誓っていた。

その後は、飛び降り現場、少年法改正のきっかけとなった事件現場、暴走事故の加害者の自宅突撃と過激さがアップ。〝上級国民〟はシリーズ化し、6日には渦中の小室圭さんの自宅を直撃。午前8時過ぎにインターホンを鳴らしたが応答はなく「まっとうな人間なら動いていますよ」「もう30分くらい鳴らしてます…上級国民を超えてますよ」と小室さん宅を後にしている。

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