今夏の移籍市場の〝目玉〟とされるフランス１部パリ・サンジェルマンの同国代表ＦＷキリアン・エムバペ（２２）に、〝先輩〟がイングランド・プレミアリーグのリバプール入りを猛プッシュだ。
エムバペを巡っては欧州各国のビッグクラブが大争奪戦を繰り広げているが、かつてフランス代表で活躍したリバプールＯＢのジブリル・シセ氏（３９）が同胞の後輩の将来について語った。
英紙「デーリーメール」のインタビューでシセ氏は「エムバペは現時点で世界一だ。私はリバプールで彼に会えるだろう」と古巣が争奪戦に勝利すると予測。約２００億円とみられる高額な移籍金がネックとなるが「巨額の投資になるが、彼にはそれだけの価値があると思う」とリバプール側にちゅうちょなく獲得に動くよう進言した。
ユルゲン・クロップ監督（５３）の戦術に合致するかとの問いにも「彼は大丈夫だ」と太鼓判。「まず第一に、彼は賢い、彼は〝チームプレーヤー〟なので、様々なポジションでプレーできる。彼は（ＦＷモハメド・）サラー（２８）やＦＷサディオ・マネ（２８）と連係し、（ＦＷロベルト・）フィルミーノ（２９）も残っていれば、それはクレイジーなチームになるだろう。世界最高のチームだ」と〝超銀河系軍団〟の実現に期待を寄せた。
「彼はその一人になる。それは大きな動きになるだろう。私は夢を見たい」とフランスのレジェンドは熱望し、今後は同胞の後輩に古巣入りを説得することになりそうだ。
