「猫本」ずらり 多良見の雑貨店 猫の日に合わせ書籍展示

猫をテーマにした書籍80冊が並ぶ「わたしの好きな猫本」展=諫早市、厚底をはいたねこ

 2月22日の「猫の日」に合わせ、長崎県諫早市多良見町の猫雑貨とコーヒー店「厚底をはいたねこ」で、猫にちなんだ書籍約80冊を展示する「わたしの好きな猫本 ニャンバー1」が28日まで開かれている。観覧無料。毎週火曜と19日休み。
 同店は2019年オープン。雑貨販売や店内のフリースペースで保護猫の譲渡会などを開催。昨年の「猫の日」には、大学生が猫の本を紹介し合う会を開いたが、今年はコロナ禍でイベント開催が難しく、市立たらみ図書館の書籍を貸し出してもらい、“街角図書館”に様変わりした。
 展示書籍は猫をテーマにした絵本や童話、小説、エッセー、写真集など幅広いジャンル。同店ゆかりのシンガー・ソングライターらがお薦めの「猫本」を紹介した展示もある。
 店主の山口知子さんは「子どもが幼いころ、図書館で本を読むことはめりはりのある大切な時間だった。静かな空間で本の世界を楽しんでほしい」と話した。

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