巨人・岡本和真が巨大化!外国人に負けない「4XL」怪物ボディー

ノックを受ける岡本和真

いったい、どこまでビッグになるんだ――。巨人・岡本和真内野手(24)が、さらなる巨大化を遂げていたことが判明した。入団当時の7年前ですら、ふくはらぎの極太ぶりで「ゾウさん」などと称されていたが、恵まれた肉体は年々、分厚さを増し、とうとう過去最大に。大柄な外国人選手にもまったく引けを取らない、その日本人離れした驚きのサイズとは…。

宮崎春季キャンプで8日に行われた紅白戦に、岡本和の姿はなかった。昨季は本塁打、打点でセの2冠王に輝き、もはや実力、実績ともに申し分なし。若手のアピールの場には似つかわしくなく、そもそも首脳陣は岡本和の出場を〝免除〟する方針を固めていた。

ヤングGが紅白戦でしのぎを削るなか、主砲はメインスタジアムを離れ、サブグラウンドでの特守を志願。原辰徳監督(62)からパートナーをつけるように促されて指名したドラフト3位ルーキー・中山礼都内野手(18=中京大中京高)とともに白球を追い続けた。こうした主砲の貪欲な姿勢に指揮官も「今日一番感動した」とすっかり心を打たれた様子だった。

宮崎キャンプ中は一軍本隊の主将。すでに責任感や中心選手としての自覚は芽生えているが、内面だけでなく実は肉体も変化していた。自主トレを終え、キャンプに入って久しぶりに報道陣の前に立った〝ナマ〟の岡本和は上半身はもちろん下半身、首から背中にかけての僧帽筋もさらに発達した印象だ。

そのことについて岡本和本人は「体の割に大したことはやっていないですけど…」と頭をポリポリとかいて苦笑い。それでも「確かに去年よりトレーニングで挙げられる重量も変わりましたし、継続してやっていたので、できるようになってきたかなというのはあります」と、何だかうれしそうにちょっぴり胸を張った。

そうした鍛錬の成果はユニホームの大きさにも表れている。球団関係者などの話を総合すると、そのサイズは今キャンプから「4XL」になったというのだ。岡本和のサイズが「2XL」から「3XL」となったのは2019年の春季キャンプから。あれから2年が経ち、もう一段階、巨大化が進んだことになる。

ちなみに、昨季まで球団が契約していたアンダーアーマー社の「3XL」は身長が「187センチ~193センチ」、胸囲は「105センチ~113センチ」、ウエストは「91センチ~97センチ」向けとなっている。一方、今季から新たに提携したミズノ社の「4XL」サイズでは身長「192センチ~198センチ」、胸囲が「109センチ~115センチ」、ウエストは「95センチ~101センチ」が基準だ。身長185センチの岡本和が、どれだけ〝怪物級〟の肉体となったのかをうかがい知ることができる。

3年連続で30本塁打超えを果たし、動ける体を維持しながら自身初の「ゴールデン・グラブ賞」獲得を目指す若き主砲。そのメガトンボディーには、ビッグな夢が詰まっている。

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