長崎バスグループの定期券はスマートフォンやパソコンで更新でき、「多忙な方や窓口に並びたくない方に好評」(運営企画会社)だ。「エヌタスTカード」の運用開始当初から交通系地域ICカードとしては全国初の機能を持たせた。窓口での手続きが不要なため、新型コロナウイルス感染リスクの軽減にもなる。
エヌタスTカードは2019年9月に運用を開始。定期券としても使える。以前のスマートカードの定期券は、更新ごとに窓口を訪れなければならなかったが、クレジット機能付きエヌタスTカードはウェブ更新を可能にした。
対象の定期券は通勤、通学、昼間フリーの3種類。子どもの定期券も家族がクレジット機能付きカードを持っていれば更新できる。支払い200円につき1ポイントのTポイントがたまる。
運営企画会社エヌタス(長崎市)の高井良肇常務は「窓口に出向く必要がない分、接触機会が減り、コロナ感染防止にもつながる」と利用を勧めている。
問い合わせは新地総合サービスセンター(電095.826.1112)、ココウォークバスセンター(電095.848.5281)。
バス定期券ウェブ更新好評 エヌタスTカード 感染リスク軽減にも
- Published
- 2021/02/09 12:30 (JST)
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