巨人・今村がブルペンで150球 課題のスライダーに磨きかける

ブルペンで投球した今村信貴

巨人の左腕・今村信貴投手(26)がS班沖縄キャンプ第1クール最終日となった9日、ブルペンで150球を投じた。

桑田コーチと「1000球」のノルマを設定した左腕は「いかにボールにうまく力を伝えられるかを意識している。突っ込んでしまうタイプなので軸足にしっかり乗せることを意識しています。まだ足りない部分もありますけど、いい感じでは来てると思います」と今キャンプ最多の投球を振り返った。

キャッチボールではエース菅野のパートナーを務めている。「相変わらずすごいなと思う。ボールが強いですし、力の伝え方というか、本当に勉強になります」と目を輝かせた。

ブルペンでは課題のスライダーに磨きをかけている。「決め球に使えるくらいにしたいので練習している。(スライダーが決め球だった)杉内(投手コーチ)さんに教えてもらっているんですけど、ずっと『ハナクソ』『ハナクソ』と言われるので。少しでも近づけるようにいろいろ聞きながらやっていきたい」と〝師匠〟並みの切れ味を目指すという。

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