ソフトバンク・二保〝ツーシーム中心〟脱却 「去年投げていない」直球増でローテ入り照準

ローテ入りを目指すソフトバンク・二保

ソフトバンクの二保旭投手が9日、ストレートの割り合いを増やして先発ローテ入りを目指すことを誓った。

ツーシームで打たせて取る投球が持ち味で、いわゆるストレートは昨季ほとんど投げていない。今季はモデルチェンジを模索しているという。

「去年は真っすぐ自体を投げていない。投げられなかったと言ったほうが早い。別の球を選択したほうが抑えられる確率が高いと思った。ただ、それで1年間を投げ抜くのはきつい。まっすぐがあればもっと楽に組み立てられる」。

この日はブルペンで100球。ここまで連日の投げ込みが目立っている。昨季は念願の開幕ローテ入りしたものの、4勝5敗と不本意な成績に終わった。改めて直球を磨き投球の幅を広げて、ローテ争いに勝負を挑んでいく。

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