鮮烈デビューで早くもフィーバーの南野に古巣〝レジェンド〟が冷静なツッコミ

新天地で鮮烈デビューした南野(ロイター)

イングランド・プレミアリーグ、サウサンプトンの日本代表MF南野拓実(26)が、新天地デビュー戦でいきなりゴールを決めて現地でフィーバーとなったが、水を差されてしまった。

今冬の移籍期限ギリギリでリバプールから新天地に移った南野はニューカッスルとのデビュー戦(6日)で先発すると、前半30分に左足で強烈なゴールを決めた。試合は2―3で敗れたものの、大きなインパクトを残した。そんなタイミングで保有元のリバプールは7日にホームでマンチェスター・シティに1―4で完敗。攻撃陣が機能しなかったこともあり、レンタルで移籍したばかりの〝南野待望論〟まで浮上した。

そんな状況に元イングランド代表DFでリバプールの〝レジェンド〟であるジェイミー・キャラガー氏(43)が、英メディア「HITC」で冷静な突っ込みを入れた。「リバプールで南野は多くの出場機会を得ていなかった。正直に言えば、赤いユニホーム(リバプール)では、ほとんどチームに貢献できていなかったからだ。それは言っておかなければならない」。現状ではリバプールの戦力としては物足りないというわけだ。

まだ1試合で1ゴールを決めたにすぎない。サウサンプトンでさらなる活躍を続けていけば、このような意見も自然と収まるに違いない。

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