元中日助っ人は「インパクトを残す可能性」と米メディア ジャイアンツとマイナー契約

昨年中日に在籍したルイス・ゴンサレスはジャイアンツとマイナー契約を結んだ

ゴンサレスは昨季中日で26回1/3を投げて27三振を奪った

昨年中日に在籍したルイス・ゴンサレス投手は今季、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は奪三振率の高さに注目。救援左腕を多く抱えるジャイアンツだが、メジャー契約のチャンスがあるとしている。

29歳のゴンサレスはドミニカ共和国出身の左腕でメジャー経験はない。昨季は中日で28試合に登板し、0勝0勝4ホールド、防御率4.78。26回1/3を投げて34被安打、9与四球、27奪三振だった。

「ジ・アスレチック」は「失点を止められなかった原因はゴロを誘えないことと、打者を(四球で)歩かせることだ」と説明。一方で「決して素晴らしくはなかったが、延べ119人の打者と対戦して27の三振を奪った。なかなかいい数字である」と、投球回数を上回る三振を奪ったことに注目している。

ジャイアンツにはサム・セルマン、ワンディ・ペラルタ、ジャーリン・ガルシアら救援左腕が多く所属している。記事は「ゴンサレスは彼らの後に続く選手となるだろう」と指摘。今季ジャイアンツとマイナー契約を結んだ選手の内、大半はメジャー契約を勝ち取ることはできないとした上で「少なくとも1人か2人はジャイアンツのユニホームでプレーし、目に留まるようなインパクトを残す可能性は十分にある」としている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2