C・ロナウド 恋人とともに難病に苦しむ子供のため多額の医療費全額寄付

C・ロナウド(右)とロドリゲスさん(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)とパートナーのジョルジーナ・ロドリゲスさんが難病に苦しむ子供のために多額の寄付をしたと、スペイン紙「マルカ」が報じた。

同紙によると、7歳のトマス君は、2019年9月に首や脊髄に影響を与える癌、神経芽細胞腫と診断され、治療により回復に向かったものの、昨年10月に再発し、高額な医療費がかかるようになり、家族は募金を行うなど、資金集めに奔走。そんな中、世界的ストライカーとパートナーが治療に必要な費用を全額を寄付したという。

実は、この話をC・ロナウドに伝えたのは、ロドリゲスさんの妹イバナさんだった。インスタグラムで2人に感謝し、トマス君の近況を報告した。「バル・デブロン病院で検査を受けて必要な癌治療を受けるため、バルセロナに向かっています。トマス君が治療を受けれるようにしてくれたジョルジーナとクリスチアーノの助けと寛大さ、広い心に感謝しています」

C・ロナウドは2015年に、ニューヨークに本部を置いている非営利組織(NPO)「Dosomething.org」が発表した「世界で最も寄付した額が多いスポーツ選手」の1位に選ばれるなど、かねて慈善活動にも熱心。高額な収入を得る一方で、しっかりと社会貢献にも取り組んでいるようだ。

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