スペイン1部レアル・マドリードが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)とドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリングブラウト・ハーランド(20)をダブル獲りする〝秘策〟を準備している。
Rマドリードは今夏の移籍市場で大物ストライカーを狙っており、2人に熱視線を送っているが、クラブの財政事情が厳しく獲得資金の捻出に四苦八苦している。
当然2人とも獲得するのは現実的に難しいが、名門は〝ウルトラC〟を用意している。
Rマドリード専門メディア「インフィニットマドリード」は「今夏にエムバペとサインできなかった場合はまずハーランド獲得に全力を注ぎ、エムバペにはPSGとの契約を更新せずに1年待つように依頼するつもりだ」と報じた。
2人のうち移籍金が高いのはエムバペのほうでPSG側は1億6000万ユーロ(約202億円)に設定。一方のハーランドはドルトムント側が財政難から今夏の売却を希望し移籍金の減額にも応じる構えを見せており、100億円前後とみられている。そこでRマドリードは、まず今夏にハーランド獲得を計画。エムバペは争奪戦になっているが本人がRマドリード行きを希望しているとみられ、来夏の獲得を約束した上で1年待ってもらうというわけだ。エムバぺとPSGの契約は来夏までなので移籍金がかからずフリーで獲得し、その分を年俸に上乗せしてオファーを出せばエムバペにとっても好都合というわけだ。
名門のもくろみがハマれば、夢の最強コンビが実現しそうだ。