レアル退団浮上で「DFバラン争奪戦」 相思相愛?のマンUも名乗り

DFバラン(右)の獲得で守備強化を狙うチームが続出している(ロイター)

英紙「サン」は9日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと、チェルシーがスペイン1部レアル・マドリードに所属するフランス代表DFラファエル・バラン(28)の争奪戦に参戦すると報じた。

スペイン紙「マルカ」は、バランが契約延長を拒否した場合、Rマドリードが今夏にも移籍金5000万ユーロ(約63億円)で売却する可能性があるとし、マンチェスターUとチェルシー、フランス1部パリ・サンジェルマン、イタリア1部ユベントスが獲得に乗り出すと報道。これを受けて「サン」紙は、マンチェスターUが2019年からバランに目をつけていると伝えた。

「サン」紙によると、バランは当時、Rマドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)の説得でマンチェスターU移籍を断念し、残留した経緯があるという。しかもマンチェスターUはイングランドの「トップ9」と言われるクラブの中で最多失点のため、守備の改善に向けてDF補強は欠かせないとしている。

またチェルシーのトーマス・トゥヘル監督(47)も夏にバックラインの強化をもくろでいるとし「両クラブにとって理想的なオプションかもしれない」とし、両クラブがバラン獲得レースに加わるのは間違いなさそうだ。

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