WHO調査団、武漢から帰国の途

「しっかりとした調査できた」

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帰国の途に就く前田健・国立感染症研究所獣医科学部長=10日、中国・武漢の空港(共同)

 【武漢共同】新型コロナウイルスの起源解明を目指して中国湖北省武漢を訪れていた世界保健機関(WHO)国際調査団の前田健・国立感染症研究所獣医科学部長は10日、帰国の途に就いた。前田氏は10日朝、武漢の空港で共同通信の取材に「中国側に協力いただき、しっかりとした調査ができた」と話した。国際調査団の滞在は10日まで。

 武漢での流行確認前にウイルスが広まった経緯や、コウモリとみられる元の宿主から動物を介して人に感染するようになった経路は分からず、引き続き調査を続ける。調査団は、トランプ前米政権が疑った実験室からの漏えいは否定した。