発表会でアニメ『擾乱(じょうらん)』の詳細が明らかに 三森すずこ「魂を削って演じています」

9日、オリジナルテレビアニメ『擾乱(じょうらん)TTHE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』の制作発表会が、都内の明治座で行われた。

檀上には、声優の三森すずこ、蒼井翔太、Raychell、伊藤彩沙、小林親弘らが出席した。

同作は明治64年の架空の日本で、徳川慶喜が絶大権力を維持し続けている設定になっており、政権打倒を目論む反体制派組織クチナワと、その駆除を任された徳川政府の闇組織・鵺(ぬえ)との対立を描く。

主人公・雪村咲羽役を演じるのは三森で、表向きは古書店の店主だが、鵺の処刑人となり仇である蛇埜目(じゃのめ)を探し続けているという多面性のある役を演じる。アフレコの様子を聞かれた三森は「毎話毎話、自分を出し切れたかどうか、自問自答しながら、魂を削って演じています」と明かした。

蒼井は目的達成のためにどんな嘘もいとわないという非情さを持った男装の麗人・月城真琴を演じる。男性声優でありながら“男装の麗人”を演じることになった蒼井は「私が演じることに関しては、逆パターンというか、女形を日頃演じせていただくので、少しでも月城の気持ちがわかるのではないかと勝手ながら使命を感じております」と話した。

Raychell演じる花風エレーナは、小説家であり、ときには娼婦の一面を持つ欲望に忠実な鵺の処刑人という役どころで「色っぽさ、艶っぽさがある女性。どう演じていこうか最初の悩みもありました」とアフレコ開始直後の苦労を語った。なお、Raychellが所属するバンド「AISE A SUILEN」は同作のオープニング・エンディングテーマも担当する。

さらに会場では、先行上映イベントが3月27日に開催されることや、同作の舞台版が秋に明治座で公演されることが発表された。

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