ゴルフの海外メジャー「全米プロ」などで距離計測器の使用が解禁

昨年の全米プロを制覇したコリン・モリカワ(ロイター)

米プロゴルフ協会は9日(日本時間10日)、主催する男女、シニアのメジャー「全米プロ」(5月20日~)、「全米女子プロ」(6月24日~)、「全米プロシニア」(5月27日~)で今年から試合中の距離計測器の使用を認めると発表した。

ゴルフ規則は距離計測器の使用を認めているものの、同時に使用を禁止するローカルルールを採用できるとしている。そのため、米ツアーなど、プロのトーナメントのほとんどで使用は練習ラウンドに限定されている。

同協会のジム・リチャーソン会長は声明で「プレーの流れを改善する方法には常に関心を持っている」とし、プレー時間の短縮が目的であることを明かした。

なお、ゴルフ規則では高低差を測定することを禁じている。今後、他の主要トーナメントにも距離計測器解禁が広がるのか注目される。

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