【クイーンC】外ラチ爆走リフレイム フットワーク軽快「操縦性問題ない」

のびのび走るリフレイム

昨夏の新潟新馬戦で直線、外ラチへ逸走しながらも逃げ切る衝撃Vを飾り、東京での2戦目(1勝クラス)は、後方から外を回り、5馬身差の快勝と2戦ともに圧巻のパフォーマンスを披露。重賞初挑戦の前走(京王杯2歳S)は、中1週のタイトなローテーションと直線でなかなか前が開かず外に切り返すロスもあり、5着となったが、間隔を空けて巻き返しを期す今回は、春のクラシック戦線へ向けて重要な一戦となる。

最終追い切りは北Cコースで単走。サラッと流す程度だったが、直線は軽快なフットワークの中にも力強さが感じられた。追い切りを見届けた黒岩調教師は「2週前、先週とウッドコースで追い切って、いい負荷を掛けられたし、今日の動きも力強く満足のいく調整過程。前回は中1週で疲れが残っていたが、今回はフレッシュさを残しつつ調整できているし、操縦性も問題ない。マイルの方が前半せかすことなく立ち回れるし、強い馬相手にどれだけやれるか楽しみ」と期待の口ぶりで、反撃の態勢は整った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社