侍J稲葉監督「オリンピック期待しているよ」 リハビリ中の鷹・柳田を直接激励

ソフトバンク・工藤公康監督(左)と視察に訪れた侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:福谷佑介】

侍ジャパン稲葉監督がソフトバンクの宮崎キャンプを訪問

野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が10日、宮崎市内で行われているソフトバンクのキャンプを訪問した。稲葉監督はここまで沖縄、宮崎で各球団のキャンプ地を行脚してきており、ソフトバンクのキャンプ地が最後の視察となった。

2019年のプレミア12で代表だった周東佑京内野手や高橋礼投手、松田宣浩内野手だけに限らず、柳田悠岐外野手や千賀滉大投手ら数多くの日本代表候補を抱えるソフトバンク。キャンプを視察した稲葉監督は「ホークスはいつもキャンプで声が出ていて、ワンプレーワンプレーもそうですけど、緊張感もあって本番さながらと言いますか、ピリッとした空気もありますし元気もありますし、いいキャンプを送っているなという感じがします。4連覇していますけど、もう1度気を引き締めてというふうにやっているところがまた強いところではないかと思いますね」とその強さの要因を感じた様子。

アキレス腱の張りでリハビリ組で調整の続いている柳田とは室内練習場で言葉を交わし「『オリンピック期待しているよ』という話をさせてもらいました。まずはシーズンを送ってもらうことが大事。そこに向けてまずは頑張ってと伝えました。彼が入って何番を打つか、そういう構想も少しずつ立てながら、というのも考えてはいますけどね」と、柳田の侍ジャパン入りに期待を寄せていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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