フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)が10日、ツイッターで新型コロナ感染者数の減少のカラクリに言及した。
全国の新型コロナ陽性者は減少傾向。緊急事態宣言の効果と指摘する向きもあるが、辛坊氏は「今年に入って政府は、保健所による濃厚接触者の全数調査を諦め、高齢者などハイリスク者中心の検査に改めた。結果、感染者の多い若年層の陽性者が減って『感染者数』が激減したのだ」と解説してみせた。
その上で「陽性率が減った一方、陽性者の中の高齢者比率が高くなったのはそのためだ。何故これほど簡単な説明を誰もしない?」とメディアの報道に疑問を呈した。辛坊氏はかねて国が検査対象を絞っていることを指摘していた。